ペットではなく家族です。
第12章 亀吉の場合
亀吉「あとは…」
愛莉「なっ、ちょっと!?」
愛莉の腕を引き
自分の膝に愛莉を座らせた
亀吉の体はまだ濡れていたし全裸だった
男の裸を見るのも初めてで
緊張しているのに
そんな事…
亀吉「よく膝に乗せて遊んでた」
愛莉「再現しなくていいし、って言うか
キモいから離してよ…」
亀吉「キモい?キモいって何」
愛莉「気持ち悪いって意味、いつまでも
裸でいないでよ」
亀吉「だって服ないから」
愛莉「あ…」
とりあえず
Tシャツと短パンを渡した
女物で少し窮屈そうだったが仕方ない
サイズ的に亀吉が着れる服はなく
我慢してもらうしか…
愛莉「とりあえず今日はこれ着て」
亀吉「ありがとう」
愛莉「あと床も、ちゃんと拭いといてよ
私が怒られちゃうから…」
亀吉「ちゃんと綺麗に拭いとく」
愛莉「…」