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ペットではなく家族です。

第12章 亀吉の場合



男「ぅ…ぅう…」

愛莉「!!」

亀吉「目覚ましたか、この最低野郎が、
今すぐ警察に突き出してやる」

男「あ、ごめんなさい!!もうしません
もう絶対にしませんからから警察だけは
警察だけは勘弁して下さい…」

亀吉「ダメだ」

男「お願いです…お願いします…」

亀吉「絶対にダメだ」

愛莉「…」


目を覚ました男
未遂とはいえ危険に遭った為
男を警察に突き出すべきなのだが愛莉は
何故か…


男「お願いします…」

亀吉「何度言われても」

愛莉「亀吉、離してあげて…」

亀吉「何言ってるんだよ、こうゆう奴は
一度甘やかすと」

愛莉「私、警察に色々聞かれるの嫌だし
お母さんに余計な心配かけたくないの、
だから…」

男「ありがとう、さすがは僕の愛」

亀吉「何だって(怒)」

男「いっ…いぇ…何でも…」

亀吉「ったく…」

愛莉「…」


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