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亀吉「本当に大丈夫？」

愛莉「大丈夫だって言ってるでしょう、
それに…」

亀吉「それに？」

愛莉「一人に…なりたくないの…」

亀吉「…」


愛莉がお願いした事
それは一緒の布団で寝る事だった

だけどそれは愛莉にも亀吉にとっても
色々な意味で辛く苦しい
時間で…


亀吉「…」

愛莉「っ！！」

亀吉「あ、ごめん…」

愛莉「…ぅうん…気にしないで…」

亀吉「…」


そうは言われても
寝返りをしたり少し体が触れただけで
愛莉は体をビクッと反応させ
怯えていた


亀吉「…ごめん、愛莉…」

愛莉「！？」


心細いのはわかる
だけど辛いのに無理してるのがわかり
亀吉は布団から出ようとした
だけど…


亀吉「！！」

愛莉「待っ…行かないで…」

亀吉「けど…」

愛莉「お願い…お願いだから…」

亀吉「…」


震えながらも
必死に亀吉の袖を掴む愛莉
亀吉はその手を振り払う事が出来るわけ
もなく…


亀吉「…わかった」

愛莉「…」