ペットではなく家族です。
第13章 亀吉の迷い
校長「で、あるからして皆さんも」
愛莉「…」
結菜「話し長すぎ…」
愛莉「うんっ…」
校長「新しい環境でも、え~」
愛莉「…」
話しが長いのは
どの学校もお決まりのようで
教室に戻る頃にはみんな疲れてクタクタ
だった
結菜「やった、窓際の席」
愛莉「私、廊下側…真逆だね…」
結菜「でも愛莉の隣の男子、なかなかの
イケメンだよ」
男子「…」
愛莉「…そうかな」
愛莉の隣の男子
名簿には宇佐見隼人とあり
眼鏡をかけていたが目は二重で切れ長
髪の毛もサラサラで
顔も小さい
某アイドルグループにいそうな
整った顔立ちだった
結菜「愛莉、隣だし仲良くなったら紹介
してね」
愛莉「なれないと思うけど…」
隼人「…」
隣の席だし
話す時は話すだろうが
彼からは近寄るなオーラが漂っていて
初対面だが仲良くなるのは
無理そうだった