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ペットではなく家族です。

第13章 亀吉の迷い



結菜「愛莉、部活入る?」

愛莉「家の事しないといけないから無理
それに…えっ、何で…」

結菜「愛莉?」

亀吉「…」


校門を出ようとした時
愛莉は亀吉の姿にいち早く気づき…


愛莉「ごめん、急用思い出したから先に
帰るね」

結菜「あ、うんっ」

愛莉「ごめんね、また明日」

結菜「またね」

愛莉「…」


結菜と別れると愛莉は全速力で
亀吉の元へ向かった


亀吉「あ、愛莉」

愛莉「ちょっと来て…」

亀吉「学校どうだった?僕、恵が」

愛莉「黙っててついて来て」

亀吉「…」

愛莉「…」


人目を避けるよう
愛莉は亀吉を裏地に追いやった


愛莉「で、何しに来たの」

亀吉「恵の代わりに入学式を見に」

愛莉「入学式はもう終わってるよ、何で
待ってたの」

亀吉「一緒に帰ろうと思って」

愛莉「…」

亀吉「この前の事もあるし」

愛莉「…嫌な事思い出させないでよ」

亀吉「ごめん…」

愛莉「…」


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