ペットではなく家族です。
第3章 花子の場合
颯太「花子、どうした?」
花子「…」
今はまだ
颯太の顔を見たくなくて
自分の部屋、ゲージの中でふて寝した
しばらく側にいてくれたが
時間が経つと…
颯太「えっと…」
花子「…」
颯太「あった、これこれっ」
側を離れ
テレビ台の奥から
あるDVDを取り出した颯太
DVDの表紙は若い女性の裸が写った
少し恥ずかしくなるような
表紙で…
颯太「みこの究極のSEX、100時間
今から見よっと」
花子「クゥン」
颯太「後で遊んでやるから自分の部屋で
静かにしてろよ」
花子「(怒)」
颯太「ちょっ、花子?」
花子「…」
颯太の膝の上に乗り
意地でもどこうとしない花子
犬とはいえ
花子は♀、女の子
女の子を膝に乗せたままAV鑑賞は
少し…
颯太「ったく…大人しくしてろよ」
花子「ワンっ」
だけど颯太は見たい方が先なようで
特に気にはしなかった
颯太の方は…
花子「…」