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ペットではなく家族です。

第13章 亀吉の迷い



担任「今日の授業は以上、日直はこの後
教材を取りに来るように」

愛莉「えぇ最悪…」

隼人「…」


今日の日直は
愛莉と隣の席の隼人だった

日直は日誌を書いたり明日の予定など
やる事は意外にもたくさんあり
手分けしてやるのが
一番だが…


愛莉「宇佐見君、私が日誌書くから教材
お願いしてもいいかな?」

隼人「…」

愛莉「それとも宇佐見君が日誌」

隼人「どっちも嫌」

愛莉「面倒かもしれないけど宇佐見君も
日直なんだからどっちかは」

隼人「俺帰る」

愛莉「えっ、でも」

隼人「…」

愛莉「ちょっと、宇佐見君!?」

隼人「…」


必死に呼び止めたが
隼人はすたすたと帰ってしまった

すぐ後を追いかけたが歩幅の違いからか
追いつけず見失ってしまい
一人でやる事に…


愛莉「…日誌書こう」


みんな家に帰ったり部活に向かう中
愛莉だけ教室に一人残り
日誌を片付けた


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