ペットではなく家族です。
第3章 花子の場合
花子「颯太がいい、颯太じゃなきゃ嫌だ
よ」
颯太「…うんっ」
花子「颯太…ンッ、んん…ぁ…」
颯太「…」
花子にキスしながら
颯太は自分の想いを再確認した
花子が自分でなきゃ嫌なように自分も
自分も花子の初めては
自分がいい
自分以外なんて考えられない
その気持ちが家族的感情か恋愛感情かは
現段階ではわからない
だけど…
花子「んんっ…ぁんっ、苦…あっ」
颯太「ちゃんと息して」
花子「ハァハァ…っ、だって…ンッ…っ
んンッ…」
颯太「…ぁつ」
無我夢中でキスをしていた
慣れないキスに上手く息する事が出来ず
窒息しそうになっていたが
そんな姿がまた
颯太「かわいい」
花子「!!」
かわいくて、めちゃくちゃにしたくて
颯太は花子をお姫様抱っこすると
寝室へ向かった
花子「颯太、ちょっと待って」
颯太「どうした?」
花子「…」
颯太「花子?」