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ペットではなく家族です。
第20章 愛莉の結末
正樹「コーヒーを、愛莉さんは?」
愛莉「オレンジジュースください」
店員「かしこまりました」
正樹「…」
愛莉「…」
喫茶店に移動し
正樹と向かい合い座った愛莉
母の事で何やら話したい事があるらしい
が一体…
愛莉「…あの」
正樹「最近、お母さんの様子どう」
愛莉「どうって、別に…」
正樹「会社の事とか仕事の事で何か聞い
てない?」
愛莉「特には」
正樹「そっか…」
愛莉「何かあったんですか?」
正樹「…」
顔に出やすいのか
何かあった事は一目瞭然だった
愛莉「沢田さん」
正樹「…実は僕も詳しい事は知らなくて
ただ会社で噂になってて…」
愛莉「噂?」
正樹「契約相手が恵さん、君のお母さん
を契約の条件に出してきたって…」
愛莉「えっ?それって…」
正樹「要するに」
亀吉「愛莉」
愛莉「亀吉?何でここに?」
亀吉「…」
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