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ペットではなく家族です。
第20章 愛莉の結末
亀吉「…」
突然現れた亀吉
迎えに来てくれたようだが
その表情はいつもと違い少し不機嫌そう
だった
亀吉「愛莉、この人誰」
愛莉「沢田さん、お母さんと同じ会社で
働いてる人」
亀吉「ふ~んっ」
正樹「あの、この人は」
亀吉「僕は愛莉の保護、恋人です」
愛莉「!?」
まさかの発言
亀吉が自分との関係を
家族、保護者と言わず恋人と言うなんて
亀吉は一体、何を考えているのか
だけど…
愛莉「恋人、恋人」
嬉しくて頬が緩んでしまった
愛莉「(笑)」
正樹「お母さんの事でちょっと聞きたい
事があって、でももう帰ります」
亀吉「…」
正樹「あ、今日の事はお母さんには内緒
にしてね」
愛莉「あ、はいっ」
亀吉「…」
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