ペットではなく家族です。
第22章 龍之介の結末
龍之介「ピー子!?ピー子!?」
部屋中を探したが
ピー子の姿はどこにもない
一瞬、何もかも夢だったのかと思ったが
部屋の隅には鳥籠がある
ピー子のものだ
龍之介「ピー子…」
まさか外に!?
焦る気持ちを抑えながら
急いで支度をし外に出ようとした龍之介
だけど…
龍之介「…!?」
警察官①「お前、立花龍之介だな」
龍之介「…そうですけど」
警察官②「無駄な抵抗はやめて手を頭の
上にあげろ」
龍之介「は!?何で…」
大きな足音を立てて突如現れた警察
しかもその数は数十人
一体何故…
龍之介「一体何なんですか!?いきなり
押しかけてきて」
警察官①「複数の女性から被害届が出て
いる、身に覚えがあるだろう」
龍之介「…ありませんよ」
警察官②「お前に強姦されたって被害者
が大勢いるんだよ」
龍之介「…」