視線
第5章 触れる
痴漢にも似た この行為。
でも 舞は叫んで助けを求めたいとは 思わなかった。
この 梶原から受ける 指の愛撫に欲情していた。
指の股を ゆっくりこする。 軽く突く。
全神経が 舞の左指に集中してる為 だんだん じわっと汗をかいてきた。
手汗がまるで 愛液のように…
あっ…はっっ…
舞は 声にならない 甘い吐息を吐き 虚ろな目で 口を半開きに開けていた。
そっと 斜め上に顔を上げると 梶原は 舞の背中 5センチも離れてない距離でピッタリ 後ろにくっ付いていた。
舞の潤んだ瞳と 欲望に燃え盛る 梶原の目が合う。
その時 フッと表情が和らぐと 舞の頭に チュッと キスをした。
えっ… 梶原…さん。 なんで…そんな事するの…?
この恋人から受けるような 優しい愛撫に 舞は とろけていた。
「次は ◯◯病院前〜!」
アナウンスが鳴った所で また ハッと我にかえった。
私ったら 何をしてるの? 梶原さんは 話した事もない 他の人の旦那さんじゃない!
舞は 急に やめて!と言う感じで 梶原の指を振り払い 急いでバスから降りた。
バスから降りても もう 梶原を振り返ってみる事は出来なかった。
な… なんて事を…したんだろう… どうしよう…
舞は 梶原から愛撫を受けた 左指を震える唇に持っていくと 軽く噛んだ。
ああ… もう… ダメ…
梶原とは 体の関係もないし ましてや会話もした事がないが 完全に ご近所さんから 特別な男と女の関係になった気がした。
でも 舞は叫んで助けを求めたいとは 思わなかった。
この 梶原から受ける 指の愛撫に欲情していた。
指の股を ゆっくりこする。 軽く突く。
全神経が 舞の左指に集中してる為 だんだん じわっと汗をかいてきた。
手汗がまるで 愛液のように…
あっ…はっっ…
舞は 声にならない 甘い吐息を吐き 虚ろな目で 口を半開きに開けていた。
そっと 斜め上に顔を上げると 梶原は 舞の背中 5センチも離れてない距離でピッタリ 後ろにくっ付いていた。
舞の潤んだ瞳と 欲望に燃え盛る 梶原の目が合う。
その時 フッと表情が和らぐと 舞の頭に チュッと キスをした。
えっ… 梶原…さん。 なんで…そんな事するの…?
この恋人から受けるような 優しい愛撫に 舞は とろけていた。
「次は ◯◯病院前〜!」
アナウンスが鳴った所で また ハッと我にかえった。
私ったら 何をしてるの? 梶原さんは 話した事もない 他の人の旦那さんじゃない!
舞は 急に やめて!と言う感じで 梶原の指を振り払い 急いでバスから降りた。
バスから降りても もう 梶原を振り返ってみる事は出来なかった。
な… なんて事を…したんだろう… どうしよう…
舞は 梶原から愛撫を受けた 左指を震える唇に持っていくと 軽く噛んだ。
ああ… もう… ダメ…
梶原とは 体の関係もないし ましてや会話もした事がないが 完全に ご近所さんから 特別な男と女の関係になった気がした。