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第13章 耐えられない

何回 一体 中に射精されただろう。

もう 体の節々が痛かった。

その日 家に帰って 涼太にわからないように 早めに梨花と お風呂に入った。

一応 梶原は舞の体にキスマークのような証拠になる物を 残してはいない。 それだけは 安心した。

しかし 舞は 梶原の背中に爪を立て 傷を残したと思う。

大丈夫だっただろうか。奧さんに バレなかったか… 心配になった。


それから しばらくして 涼太の地方への出張の仕事が入り 二週間 家を空ける事になった。

涼太は 寂しがり 二週間だが 付いて来て欲しいとワガママを言っていたが 梨花の幼稚園や 舞の仕事も、あるからと断った。

当たり前の事ではあるが 涼太はやたら心配していた。


「舞…最近 なんて言うか。綺麗になったと言うか 色っぽさがすごい出てるから 男に言い寄られないか 心配だよ。
それに 顔見れないなんて 寂しい。」

そう言い 出張に行きたくなさそうだった。

「そんなことないよ!涼太…仕事だし 気を付けて行って来てね!
二週間なんて すぐだよ?」

そう励ました。 涼太は なんとか渋々出張に行ったのである。

「 舞… じゃ 二週間な! 早く帰って来るし 毎日電話するよ!
愛してる! 行ってくるから!」

そう言うと 舞を玄関先で抱きしめ キスしてきた。

梶原は その様子を 二階のカーテン越しの窓から 見入っていた。

ここ最近は 梶原も仕事が忙しいみたいで 簡単なメールは来るけど 会う事はなかった。

舞は ほっとしたような 寂しいような気持ちだった。

だが 下半身は 毎日 梶原が欲しくて 疼き ショーツをビッショリ濡らしていた。

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