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過ちは奇跡ですか?

第2章 鏡 悠真

8:30。
ピピピピっピピピピっ
いつもと同じ時間になる携帯のアラームを無造作に止めた。


「朝・・・」


目を擦りむくっ体をベッドから起こす。
自分の状況を確認して立ちあがりシャワーを浴びた。



「汚い・・・」


体が赤くなるで擦り何度も石鹸で洗った。
繰り返される毎日。
同じことをきっと今日も
キュッとシャワーのコックを閉め風呂場を出る。
一瞬目眩に襲われフラッとしたがギリギリで倒れるのを避けた。

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