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過ちは奇跡ですか?

第2章 鏡 悠真

「おい?」

「!」



急に声をかけられ後ろを振り替えると昨日のお兄さんが立っていた。



「どうした?
転けた?」


そう言って俺のに怪我がないか軽く確認する。


「怪我はしてないな・・・
腹でも痛いのか?」



お兄さんの問いに首を降るのがやっとで
言葉に出来ない思いがもどかしい。



「・・・」


するとお兄さんは黙ったまま急に額に手を当てた。

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