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過ちは奇跡ですか?

第1章 見つかった

倉庫のようなところにつくとお兄さんはとったものを出すように俺に指示を出した。



「・・・これだけ?本当に?もう隠してない?」

「・・・れ・・・だけ・・で・・・す。」

「はぁー。」



ため息に肩がビックっとなる。



「とりあえずあれ、学校名と名前」

「・・・・・・」

「黙られると警察呼ばなきゃなんだけど?」

「ごめんなさい」

「いや、謝られても」

「ごめんなさい・・・ごめんなさい」




ただ謝り続けているとお兄さんは再びため息をつき電話に手を伸ばした。

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