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覚醒

第21章 再会

こんな日が又来るとは、夢にも思わなかった。

昼な夜な真実を思っては、股間をまさぐりマスターベーションに明け暮れていた。

しかし今、この手に真実を抱いている。夢にまで見ていた真実のおま○こに、自分のち○ぽを突き立てている。この暖かく柔らかい粘膜の感触は妄想ではない。紛れもない現実だ。

康太の胸に熱いものが込み上げるが、グッと堪えた。

康太の腰は、ゆっくりと前後する。

本心は暴走したいところだが、美味い物を少しずつ味わって食べる時のようなケチ臭い感覚と同様で、一気に食べてしまっては勿体ない気がした。

怒張に纏わりつく肉壁の蠢きと締め付けをじっくりと味わい、愉しむ康太を煽情させたのは他でもない、真実だった。

「アァ~ッ!スゴいっ!康太くん、おっきい~ッ!ンァ~ハァハァいっぱい突いて~ッ!ハァハァ!いっぱい動いて~ッ!ハァアァ~!」

可愛い声でいやらしく鳴く。

自由の利かない躰を、もどかしくクネらせ、恥ずかしげもなく股間を押し付ける真実。

今は康太に狂わされてか、父への罪悪感が欠片も見えない。

秘部を突き出し巨魂を咥え込んだ様が、康太から丸見えだ。

淫蜜でグチョグチョに濡れた亀裂に、恐ろしく太い肉魂が血管を浮き立たせ、ヌラヌラとそのボディを蜜まみれにしながら出入りしている。

肉壁は、狂ったかのように硬い肉棒にキュンキュンと挑んでくる。

「いやらしいおま○こだ。そんなに締め付けないで…イッちゃう…。クリトリスもこんなに硬くして…。お汁がドロドロに白く泡立ってる。気持ち良いのか?ココ…」

康太は繋がった部分を指でなぞる。

「アァ~ンァ~ハァハァ…き、気持ち…良いのぉ~」

「嘘だ…パパの方が、いいんだろ?」

「アァ~…いや…そ、そんなこと…ンン~アァ~!」

「君の中から父親を消すのは、無理だってことは承知だ。でも…でも…アァ~ッ!クソッ!」

康太は腰を激しく振り、真実に叩きつけた。

肉の摩擦が二人を絶頂へと導く。

汗まみれの真実の乳房を吸いながら、康太は真実の淫穴の最奥に大量の汚濁をドクトクと撒き散らした。

頭が真っ白になる…。この瞬間を何度思い描いたか…。胸中に出来た氷山が、春の暖かい息吹のような真実の躰の中で一気に溶けていく。

真実の躰を抱き締めながら、康太の目からは、溶け出した氷水が溢れ、子供のように声をあげて嗚咽していた。

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