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覚醒

第22章 暗黒の性の鎖

聡は、青ざめて小刻みに震える真実の躰を撫でながら言葉を続ける。

「実はさっき、玄関の前で二人の姿を見かけてね。…始めは誰だか分からなかったよ…少し痩せたようだね…彼…」

「………」

「朝まで彼と一緒だったんだろ?電話しても出なかったから…」

「ご…ごめんなさい…こんなつもりはなかったの…でも、私…」

「謝ることはないさ。彼はきっと戻ってくると思ったよ…」

「…え?…どういうこと?…」

「…いや…それより久しぶりの彼とのSEXは、気持ち良かったかい?

縄を使ったんだね?真実の大好物をよく覚えていたね。さすが垣元君…。

随分強く絞られたようだね?…こんなに赤く…淫らで、綺麗な縄痕だ…」

再び縄痕に舌を這わせ、真実の躰は聡の唾液でベトベトに汚される。

「アァ~!パパ…お願い…シャワーを…」

真実の言葉は無視される。

「彼の匂いがする…ココも…ほらココも…」

「このままじゃイヤ…パパ…お願い」

真実をソファに座らせ、座面に足を乗せてM字に開かせた。

真実の股間の正面に座り、両手で膝を更に大きく割り開くと、鼠径部や尻の方まで薄紅色の縄痕が…。

柔らかい大陰唇を指で開くとヌルヌルと愛液を滴らせた蜜穴が、ウネウネと蠢いていた。

「青臭いザーメンの匂いだ…。

ん?こんなところまで縄痕が…。気持ち良かっただろう?

おやおや、可愛いおソソがこんなに真っ赤になって…。何度も擦って貰ったようだね?」

聡は見たままをいやらしく実況し、真実を辱しめて愉しむ。

股間に顔を近づけ、鼠径部の縄痕に舌を這わすと、大陰唇を吸い上げる。

ついさっきまで、康太に散々弄られ赤くなった硬いクリトリスが今度は父によって嬲られる。

「お實もこんなになるまで可愛いがって貰ったのか?どうれ…どんな風にして貰ったんだ?」

チュウチュウ…

「こうか?」

ジュルジュル…

「こんな風にされたの?」

レロレロレロ…

真実のクリトリスを吸ったり、舐めたり、転がしたりして尋問する。

「アァ~!パパッ!イクッ!イク~!」


康太とのことを咎めるでもなく、逆に興奮し、激しい情欲を燃やす父。

サディストとは父の為に在る言葉だと、真実は確信した。

そして、その父に総毛立ちながらも、躰の芯が父を求めて熱く、悦ぶ自分こそ真のマゾヒストだと…。

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