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覚醒

第1章 両親の寝室

そこで、母のドレッサーの上に置いてあった手鏡で、自分の股間を映して見た。

鏡の中には、無毛で薄桃色をした幼い性器が映し出される。短い亀裂が縦に走り、ピッタリと合わさっている。

真実は、左手で鏡を持ち、右手の人差し指と中指でV字を逆さまにした形で、プックリとした幼いピンクの恥唇の合わせ目を左右に開いた。

フッと息を吐くように、亀裂が口を開く。

幼いながらも、上の方には小さな肉芽が薄い被包の中から見え隠れしている。

ビラビラとした小陰唇をかき分けると、その下に小さな秘穴がヌルヌルと愛液に濡れ、光っていた。

その奥は複雑な形の粘膜が、ヒクヒクと蠢いていた。

「あ、ココからお汁が出たんだわ」

真実の心臓はドキドキと高鳴る。額や、鼻の頭がうっすらと汗ばむ。

真実は、左右の恥唇を右手の親指と人差し指で内側に寄せるようにキュッと摘まむ。

すると、蜜穴から愛液がトローリと絞り出されて、肛門の方へ流れ落ちて行く。
そっと人差し指ですくいあげてみると、キラキラと光りながら細い糸を引いた。

「…すごい…」

真実は、初めて見る自分の性器と自分の躰の秘密に驚いた。

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