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覚醒

第20章 父娘の背徳

初めてバイブを真実に使った時、真実が『張り型』と言う言葉を使ったのを思い出した。

聡が隠し持っていた小説を読んだと、白状した真実。

「春画」を挿し絵にしたあの官能小説のことだろうと、すぐに分かった。

女陰を表現する言葉は様々あるようだが『おソソ』や『お實』などの古風な名称を真実が口にすると、堪らなく卑猥な響きとなり、聡は真実の口からもっと言わせたくなった。

「真実、どこが感じるんだい?弄って欲しいところを小さい頃に覚えた名前で言ってごらん」

「…あぁ…パパ…おソソを…いっぱい触って…お實も気持ちいいの…クリクリして虐めて!」

真実が、潤んだ瞳で聡の目を見つめながら卑猥な言葉を惜しみ無く口にする。

聡の股間では肉魂が大喜びして、ズボンを突き破ろうとしている。

「あぁ、淫らな真実…なんて可愛いいんだ…」

ショーツの中の手を引き出すと、その指は淫蜜に濡れ、キラキラと光っていた。

すると、聡は徐に立ち上がり、真実を残してどこかへ向かう。

「パパ…?」

真実は、少し不安そうに父を目で追う。

程なくして戻って来た聡の手には、ハサミが握られていた。

「パパ…それは…?」

「ハサミだよ」

「…どうするつもり?まさか…?」

真実は、父が本当に二人で地獄へ行こうとしているのではないかと思い、怖くなった。

「パパ…」

真実の不安そうな顔を見ながら、真実の目の前にハサミを光らせ、震える真実の柔らかな頬にその冷たい刄の腹を充てると、そのまま首筋、乳首、腹へと撫でるように滑らせる。

「ヒィ~ッ!」

真実は小さく悲鳴を上げた。

冷やかな凶器は更に下へ下へと滑り降り、ミニスカートの裾から中へ忍び込み太腿を撫でる。

その冷たい刄は、奥にあるこんもりと盛り上がる丘に辿り着き、刃先を下に向けて縦の亀裂をそろそろとなぞると、滲み出ている愛液が刄を濡らした。

「ヒ~ッ…アァ…パパ…怖い…」

「…指だけじゃなくハサミでも濡れるのか?…いやらしい真実…。こんなに刃を濡らして…さあ、足を開きなさい。このハサミで、そのいやらしいおソソを覗けるようにするからね?じっとしているんだよ?動いたりしたら、可愛いお實が無くなってしまうからね?」

聡は真実の足を大きく開かせ、ストッキングの濡れた股の部分を引っ張り、ジャキッと、ひとハサミ入れた。

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