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BED de 嵐

第1章 P・A・R・A・D・O・X(青緑黄紫×赤)

気が付くと、俺は広いベッドで眠っていた。


カーテン越しに木漏れ日が射し込み、心地いい鳥の鳴き声がした。


見渡すと4人の姿は無く、昨夜の事が夢だった様な気がする。


「あ、い、いった…!」


身体を動かすと腰と秘部に響く強烈な鈍痛が…現実だったのだと思い知らされる。


男に…しかも昔からよく知ってる誰よりも親しい4人に…俺はレイプされた。
しかも…後半はレイプと言えるか分からない。
俺も…女の様によがり狂い、喘いでいた。


思い出したくない。
あんなの…自分じゃない。


「ふっ…う…ひっく…」


俺は布団の中で…声を上げて泣いた。










潤「これからどうするの俺達」


雅紀「どうするって?」


潤「犯しちゃいけない領域に足踏み入れたっつーかさ…」


和「でももう後戻りは出来ないですよ。それに4人で決めたでしょ。後悔しないって」


潤「でも…あんな事して…翔くん…俺達の顔なんてもう見たくないだろ」


智「平気だよ」


雅紀「え?」


智「もう翔くんはおいら達が居ないと駄目な身体になってる」


和「本当に?」


智「これからは…おいら達それぞれの愛し方で愛してやればいい。おいら達全員居なきゃもう翔くんは他の誰かじゃ物足りないよ。あの女ともきっとその内別れる」


雅紀「でもさ…あまり酷くしちゃったら…」


智「おいらが居るだろ。その時はおいらが優しく愛してやる。『優しくて温厚な智くん』がね…くくっ」


雅紀「りーだーこわっ!」


和「あなた…まさしく魔王ですね」


智「翔くんを愛してるからだよ。もう一生手放さない。その為には何でもするよ」

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