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BED de 嵐

第2章 Bitter Sweet(楠大雅×矢野健太)

備え付けのローションを手に取り、手の平で広げた。


健太「ふぅ…」


緊張してるのか、健太くんは深呼吸をしながらその様子を見ていた。


「力抜いてね?」


健太「うん…」


そして俺は中指でゆっくりと蕾を撫でながら…沈めていった。


健太「いっ…!」


「うわ…」


何だここ…ギッチギチじゃねぇか。
こんなとこに…入んのか?


健太くんの顔を見ると…酷く顔を歪めていた。


「健太くん…ごめん」


俺は慌てて指を抜いた。


健太「へ…?何してんだよ…」


「だって…指1本でそんなに痛いんなら…ちょっと…」


健太「………」


「健太くん辛いなら…今日は止めておく?」


そう言うと…いきなり健太くんの平手打ちが俺の左頬にヒットした。


「いってぇ!」


健太「いってぇじゃねぇよこのボケ!」


「は、はぁ?」


健太「何途中で止めてんだよ!俺止めろっつったか?」


「言わないけど痛そうだったもん。それじゃ本番死ぬ程きついよ!」


健太「だったら何だよ!」


「………」


健太「痛いから途中で止めてたら永遠に出来ねぇよ!そんな覚悟でここに来てねえよ!お前だから…!大雅だから…痛いのも我慢出来るって思ったから来たんだよ!舐めんな!初めてなんだから痛いのは当たり前だ!ヤってりゃその内慣れる!」


「………健太くん…」


健太「………大丈夫だから…痛がっても止めんな…。早くお前と…繋がりたいんだよ」


恥ずかしそうにうつ向きながら、健太くんは殴った頬をそっと撫でた。


健太「………来い、大雅…」


「っっ、うん…」


その顔は凄く可愛くて…俺は理性を吹っ飛ばしてしまった。


「止めない…でも出来るだけ痛くない様にするからね…?」


健太「………おう…」


もう一度健太くんの足を開き、蕾に指をあてがう。
そして今度は…止めずにゆっくりと根元まで中指を沈めた。


健太「ふぅ、っっ…!」


「ゆっくり息して…もう1本挿れるよ」


そしてそのまま人差し指を沈めた。


健太「あ、ふぅ…!」


健太くんの身体が仰け反った。

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