テキストサイズ

BED de 嵐

第2章 Bitter Sweet(楠大雅×矢野健太)

ゆっくりと時間を掛けて中を解すと…大分慣れてきた気がする。
健太くんの力も抜けてきた。


「健太くん…もう平気そう?」


健太「はぁ…分かんね…多分…だいじょぶ…」


「じゃあ挿れるね」


ゆっくりと指を抜き、コンドームを破いて装着する。


健太「男同士でも…着けるのか?」


「そうだよ。お腹壊しちゃうからね。まぁ外で出せばいいんだろうけど…」


健太「そ、か…」


装着した後、ゴムにもローションを塗り、体勢を整える。


健太「ふぅ…」


健太くんが深呼吸する。


健太「俺がどんだけ痛がっても止めんなよ?」


「分かった。その代わり…我慢出来なくてガンガンやっても我慢して?」


健太「そこは我慢しろよおめー」


「ごめん、でも…今もう理性を保つのに精一杯で…」


健太「マジか。分かったよ…。よし、ほら来い」


「色気ないなぁ…。格闘じゃないんだから」


健太「知らねぇよばーか」


「ふふっ。よし…いくよ」


健太「ん」


塊を蕾にあてがい、グッと腰を進める。


健太「あぅっっ…!!」


健太くんが悲鳴に近い様な声を上げる。


一瞬怯みそうになったけど…こらえてそのままゆっくりと沈めていった。


健太「ぐぅ…いっ、てぇ…あっっ…」


健太くんの瞳からぽろっと涙が溢れる。
多分…想像出来ない程の痛みに耐えてるんだろう。


「ごめんね健太くん…」


少しでも痛みが和らげば…。


俺は顔を近付け、唇を重ねた。


健太「ん…」


啄む様なキスをしながら腰を進めていく。


健太「ん…ふぅ…」


健太くんの腕が伸び、俺の首にしがみつく。


健太くんの中は想像以上に狭くて…挿れてる俺でも多少痛みを伴う程だった。


ごめんね健太くん…。


健太「んんっっ…ふ…」


そして腰を支えながら…ゆっくりと唇を離した。


健太「はふ…」


「全部…入ったよ健太くん…」


健太「はぁ…そっか」


肩で息をしながら俺を見上げる。


健太「何か…すげー嬉しい…」


そう言って健太くんは…照れた様に微笑んだ。


「それ…反則」


ドクンと、健太くんの中で俺のモノが脈打つ。
健太くんにも伝わったみたいで…。


健太「あっっ…」


「ごめん…やっぱり我慢出来そうにないや」


健太くんの腰を掴み、俺は動き始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ