テキストサイズ

BED de 嵐

第1章 P・A・R・A・D・O・X(青緑黄紫×赤)

「………」


智「翔くん固まってる」


智くんが微笑みながら、俺の頬を撫でた。


和「まだ理解しきれてないんですかね。櫻井ブレインフル稼働しても」


………してる。してるよ。でも…分かるかよ。


「………ここは松潤ちで…5人で…飲んでたよな…」


潤「うん」


「俺…途中で寝た?」


潤「そうだね」


「で…ベッド…」


潤「そ」


「………何で…縛ってんの…?」


潤「………これから翔くんをレイプするから」


「………は?」


レイ…プ…?


雅紀「お仕置きだね」


「え…何で…」


智「おいら達を裏切った罰だよ」


「はぁ…?」


こいつらの言ってる意味が分からない。
何だよ…裏切ったって。


和「翔さん…俺達こんなに翔さんを愛してきたのに…愛して愛して…悪い虫が付かない様にしてきたのに…何ですか4年愛って」


「………」


雅紀「本当なの…?堀北真希ちゃんと付き合ってるって…」


「………」


潤「答えろよ」


「………付き合ってるよ。麻里奈と…」


潤「………麻里奈、か…知らねぇよ。あんな女の本名なんて」


ハッと鼻で笑いながら潤は他の3人を見つめた。


「っっ、何なんだよ!俺が誰と付き合おうと勝手だろ!!」


麻里奈をあんな女呼ばわりされカッと頭に血が上った俺は声を荒げた。


「好きだから付き合ってんだよ!ここまで本気なのは初めてなんだよ。だから4年も付き合ってんだよ。文句言われる筋合いねぇよ!お前らだって居んだろ!なんなんだよレイプとか意味分かんねぇ!悪ふざけ過ぎんぞ!!」


言い終わると同時に頬に強い衝撃が走る。


潤「許さないよ」


「………」


松潤の目が鋭く光る。


俺は恐怖と共に…こいつらの言ってる事が本気なんだと感じ、言葉を失った。


潤「大切に大切に…守ったのに。あんなクソみたいな女…許さない。だから…身を持って知ってもらう。翔さんは俺達の物だって」


「………本当に…冗談は止めろよ…」


智「冗談じゃないよ翔くん」


そう微笑む智くん。
でもその目はいつもの優しい瞳では無い。


「………止めろ…マジでシャレにならない…」


潤「女作った罰だよ。バージン失う傷み…その身体に刻んであげる。優しくなんてしてあげないから」


そして松潤が…俺のシャツに手を掛けた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ