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BED de 嵐

第3章 迷宮ラブソング(松岡昌宏×櫻井翔)

口紅が俺の唇をなぞる。
目の前には真剣な目で口紅を塗る昌宏さんの顔。


松岡「あいつらに感謝だな。その服…この真っ赤な口紅がよく映えてる」


「………ほんと?」


松岡「うん。見てみ?」


顔をくいっと鏡の方に向けられると…赤い唇の俺が映ってる。


「わぁ…」


松岡「綺麗だよ」


ちゅっと頬にキスされる。


松岡「………すげーそそる…」


顔が正面に戻り、昌宏さんの唇が重なる。


「ん…ふ…」


濃厚なキスに収まっていた熱が再び上がる。


昌宏さんの味と…口紅の味が口内に広がる。


「ふぅっ…ん…」


昌宏さんにしがみつくと、そのままベッドに横にされた。


あれ…また彼のペースだ…まずい。


「ん…ましゃひろさ…まっ…」


松岡「んー?いいとこなのに…」


残念そうに昌宏さんが唇を離す。


「あ、あのね…俺の好きな様にさせてくれるんだよね?」


松岡「ん?そうだよ?何がしたいのかな?花魁さんは…」


唇を触りながら昌宏さんが顔を上げる。


「………口で…したい。昌宏さんの…」


松岡「………」


「駄目?」


松岡「翔がしたいなら。でも…無理してないか?」


「無理じゃない。昌宏さんのだからしたいの。いつも俺ばかり気持ちよくなってるから…一緒に同じだけ気持ちよくなりたい…下手だけど…」


松岡「そんな事ないよそう言ってくれて…嬉しいよ」


そして俺達は起き上がり、昌宏さんはベッドに腰掛け、俺はそこから降りた。


目の前には…もう既に半分上向きの昌宏さんの塊。
俺はついうっとりと、雄々しいそれに見とれてしまった。


松岡「翔。ひとつ頼んでいいか?」


「ん…?」


松岡「口紅。もっかい塗り直してからやって?キスで少し取れちゃったから」


………確かに昌宏さんの唇が少し赤く染まってる。


「うん」


俺は唇を出し、昌宏さんを見つめながら…口紅を厚めに塗った。


松岡「………そのアングルえろ…」


「………じゃあやるよ?」


口紅を放り投げ、俺は昌宏さんの塊を掴んだ。

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