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七瀬からの補足

第15章 "14章 一瞬の交差

P290

桃木さんの視点です

桃木さんは猴宮様に促させるように大野さんの前に立ちました。


肉体のある状態なら、抱き付いたかもしれませんが、体が動かない状態です。

‘御仁’とは神とか仙人のような身分の高い民なので、智さんをみて


『容姿はよく似ている』けど
‘人’なんだと、感じています。



大野さんが言った『yonndeほしい』のは‘智’ではなく‘悟’の方です。

でも、桃木さんはその名前を呼びません。呼べないと自分を戒めています。


猴宮もその事件の関係者です。



人である‘智’に話しかける魂を同じくする‘翔’

二人を見ている桃木さんは、気持ちが定まっていません。



猴宮は‘御仁’が桃木の前で魂が同じでも、違う者と見つめ合う事にイライラして、扇子で頭を叩きました。
頭を叩いた時は猴宮は浮いています。



二宮さんが猴宮と言い争になります。

二宮さんの行動を猴宮に重ねて、苦笑する桃木さん。


言い争いを仲裁しきれていない相葉さん

仲裁でなく隔離を選択する松本さん

それぞれが色々な感情で動いています。

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