制服の魔法
第13章 離ればなれ
−−−次の日
教室では愚痴や、いじめが酷かった
その日はそれよりもひどい日になるとは思わなかった。
最近の主流は…なんだろ。いろいろだ。
何だか心が縮まっているな…
「夏目。学食いこ。」
『うん』
久しぶりに唯と行く。あの日からよく喋るようになった
「ここの学食はやっぱ豊富だねー」
『ふふふ。お金持ちだからねー』
こんな他愛のない話を出来るだけで、胸のモヤモヤに、光が差す
私は一番安いカレー
唯は唐揚げ定食
席につき、食べる
−−−バシャー
『あ…』
カレーには水がかかっている
「ごっめーん。手が滑っちゃったのー♪」
『何すんのよ!』
女の子達の声はどす黒く代わり…
「はぁ?なによ。淫乱雌豚が口答えすんじゃねぇよ。ばーか」
『…っ』
女の子達はケラケラと笑って見下す