制服の魔法
第15章 部屋にて
うひゃ〜〜〜!
水森くん、何考えてるの!?
私は水森くんに背を向けた
−−−シーン
シーンとした部屋と、私の心拍数。
聴こえちゃうよ!
特別科、どうなってるだろ。
港くんとか、文句言ってそうだな。
前も遅くなったとき、「夏目は僕といるのが嫌なの?」って…
蓮くんや織人くんはどうでもいいって感じだったけど…
もうすぐで次の月か。また払わないと…
−−−−スー スー
水森くん、寝たのかな。
気になって、顔を覗いてみる
寝てる…ね。
寝顔もかっこいいな
「お母様…お父様」
−−−−ドサッ
「えっ?」
今の状況を説明しますと、私の上に水森くんが覆い被さってるかんじ
てゆうか、お母様、お父様?
なんのことだろ……
うぅ…苦しいよ
シャンプーの薫りの髪が肌をくすぐる