制服の魔法
第16章 裏っ返し
−−−クチュ
顔は私の首もとから離れて、また私を見下ろした
「今日ここまでね。このまま続きしたいけど、ちゃんと時間がたっぷりあるときしようね?…願いならやる。」
『や…やるわけないっ!///』
私は隙をついて港くんを押し退け、焦りぎみで部屋をでた
−−−バタン
押し退けちゃったよ…!
また怒られる〜!
いつの間にか裏庭まで走っていた
何でわたし、こんなに焦ってるの?
水森くんのせい?
『ハァ…ハァ…』
走りすぎて疲れた…
芝生に座り込む
それより…寒っ!
寒さなんて頭に無かったー。
冬は好きだけど、今は寒すぎる!
−−−バサッ
『……?』
コート?
この臭いは水森くん
「よっ!」