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制服の魔法

第20章 もう遅いよ…



「はい。」

女の子の声だった。

振り返ると、手には絆創膏

『その…』

「ごめん、怖いよね。」

『…』

「ねぇ、学校に来てよ。皆、言いたいことがあるんだって!私もね」

明るく笑った女の子

連れていかれるがままに付いていった


怖くて、手を振り払いたかった

また、なにかあるんじゃないかって…




連れてこられたのは教室

皆を目にしたのは久しぶりで、俯いていた


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