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制服の魔法

第22章 五人目


−−−プルルル

『あ…電話?』

私は席をはずし、携帯を持って、部屋に行った


『もしもし?』

「な…つめ?」

誰からの電話か見てなかったけど、この声は“唯”だ

「久しぶりだね…」

『うん……』

弱々しい声は、聞こえないほど。

「夏目、もう大丈夫になったんだね……」

『うん…』


『ゆいっ!帰って来なよ!いきなりかもしれなくて、勇気がいると思う。だけど、このままじゃ進まないよ…。私が守る。』


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