制服の魔法
第24章 準備
『うーん、かえろっかな…』
窓から見たそらは、紺色で、暗くなっていた
『寒いなぁ〜』
−−−ガチャん
『え…』
「クハハハッ!輝くんと仲良いからって、調子に乗らないでね?」
多分3年生の人達だ
ドアに鍵がかかっている。出られない…
夜間は、警備のため、どこも閉めたら開かなくなる仕組みだ
−−ガチャ、ガチャ
だめ、開かない
窓も開かない!どうしよう…
この部屋は全然使う人がいないから使ってたけど、その反面暖房機がないなんて…
布団なんかも置いてないし…
『はぁ…』
私は部屋の隅に座った
座ると、考え事をした
これまでしたこと意味あったのかなぁ
みんなは文化祭楽しみかなぁ…とか
『哀しいよ…』
私は疲れが溜まっていたのか、寝てしまった