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制服の魔法

第31章 初めて


「耳かして…?」

輝くんは私の耳に口を近づける

「誰がしたか聞きたいの?」

私は大きくうなずく





「クスッ、俺だよ」

頭に筋が通るみたいな声。
くちびるが耳に触れるだけで、キーンと痛くなる

『輝くんが?///』

耳をペロリと舐められてしまった

『……ぅっ///!』

耳を押さえて、輝くんから離れる

「ごめん、そんな警戒しないで?」

真っ茶色の透き通った目は、輝くんを許せさせた

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