制服の魔法
第34章 X'mas
「ほらほら、可愛いですからっ!」
定員さんは織人くんの所まで押していく
『ど、どうかな…』
「……っ」
やっぱり駄目だよね
てゆうか、織人くんにはどうでもいいことだよね…
「…いんじゃないの///」
−−え?
意外とツボだったのかな…?
「良かったですね!」
『はい!織人くんって、こういうピンク系が好きなんだね』
ピンクのトレンチコートから見えるのは白いワンピース。それもフリルが可愛くて。マフラーにも合わせてくれた
「買われますか?」
『どうしよ…』
お財布の中身は一万円ぴったり。