制服の魔法
第36章 勘違い
『星だ……キレー』
街中は見にくいけど、ここら辺は見やすいんだ…
『戻ろっと』
今日中には帰ろう。
この調子じゃ長引くから。
『えっと…こっちだよ………ね…っなんで…』
私は遠回りをして部屋に戻った。
「夏目、気分どう?」
『…大丈夫』
「もうお酒薦めないでよ?」
「ごめん…すぐやめるとおもって」
「夏目……?」
最悪だ。今日は運が悪いな…
忘れたい……どうして…蓮くん、女の子とキスしてた。
普通のキスとは違う、いつも私にやるキスみたいな濃厚の
手が痛いよ…。私、蓮くんを自分だけの物って勘違いしてたんだ
バカだ…