制服の魔法
第43章 緑色
『ご、ごめん///あの…織人くんの髪にピアス付いてるの』
「……えっ――ほんとだ。だから見つからなかったんだな…」
『良かったね。見つかって!///』
「付けて?」
『あ…うん。』
右耳の穴に針をさす。
『痛くない?…』
「痛くない。」
耳につけ終わり、妙に近かった距離から遠ざけれた。
「多分もう2時位か…徹夜勉強は柄じゃないからな。」
『そっか…今日はいいや。疲れたし、明日出れないよりいいから///』
「…眠くて死にそうだ」
『…私達、ずっと裸だったね……私、出る………ね』
私は意識が遠退いていた。
逆上せてしまったのだ
『………////』
「夏目?…」
私を抱えてくれたのが分かった。
「手間かけさせるな…
…好きだぞ。夏目」
そう囁いたのは、夢うつつで、ホントか解らなかった