制服の魔法
第46章 黄色
『輝くんの髪に泡ついちゃってる!』
私が洗ってるとき付いちゃったのかな…
『…私がとるよ
シャワーを手にして、お湯を出す
―――ジャー
『綺麗な髪だね。フワフワして、色もきれい。触りたくなるよ………よしっ、オッケー!』
「ありがとう。夏目の髪も、サラサラで綺麗な茶色じゃん」
『……カァァァ///』
なにこれっ///
目の錯覚!?いや、元々かっこいいけど…
雰囲気がまるで違うと言うか…水も滴るいい男?だっ!
妖艶で、モデルの人みたい。
髪が、濡れてっ――
「夏目?どうしたの」
『あっ、何でもないですっ…//』
どうしよう…ホントに違う人みたいで、ちゃんと話せない