制服の魔法
第8章 彼氏
ボタンを押してエレベーターに乗り込んだ
「どうやって探す気?場所も分かんないでしょ。」
確かに。
場所まで考えてなかった
「バカ夏目。」
チーン
着いたらしい
「夏目静かにね。見つかったら罰則あるから。」
『うん』
ひそひそ話の様に喋る
「友人でしょ?友人は二階だから」
階段も横に広い
ゆっくりスパイみたいに
「芸能寮は1人部屋だからね…」
凄いな…
私達は暗い廊下を進んだ
「ここだよ。」
目の前には友人の部屋
−−206号室
友人に会える!
ドアノブを握ろうとしたとき、港くんが止めた
???