甘く、苦く
第72章 櫻葉【チカヅキタイ】
相葉side
あのあと、オフだから
熱が収まるまで
激しくして散々イかした。
そのせいか、
お昼の翔ちゃんの機嫌がいい。
あのシルバーのネックレス、
喜んでくれたんだな…って思ったら
嬉しくて。
「…なんか俺についてる…?」
「へ?そんなことないよー?」
「…あそ」
トーストを口に頬張ってから
カフェラテで胃の中に押し込む。
『コーヒーは苦いから嫌い。』
昔、そんなことを俺が言ったら
翔ちゃんはカフェラテを
作ってくれるようになった。
そういうところは
本当によく覚えてると思う。
付き合い始めた頃は
今日で何日目だね、なんて
毎日メールをくれた。
ただただ嬉しかった。
今は忙しくてそうゆうこと、
減っちゃったけど…
それでも、記念日にはふたりで
食事したりちょっとだけ高いホテルに
行ったりする。
…全部、翔ちゃんが
払ってくれてるんだけどね。
だからできるだけ、
俺は家事はするし、
翔ちゃんに尽くしてるつもり。
それがどうかなんて、
わかんないけど──…
…こんだけやってくれてるんだから、
俺も尽くさなきゃ…ってよく思う
あのあと、オフだから
熱が収まるまで
激しくして散々イかした。
そのせいか、
お昼の翔ちゃんの機嫌がいい。
あのシルバーのネックレス、
喜んでくれたんだな…って思ったら
嬉しくて。
「…なんか俺についてる…?」
「へ?そんなことないよー?」
「…あそ」
トーストを口に頬張ってから
カフェラテで胃の中に押し込む。
『コーヒーは苦いから嫌い。』
昔、そんなことを俺が言ったら
翔ちゃんはカフェラテを
作ってくれるようになった。
そういうところは
本当によく覚えてると思う。
付き合い始めた頃は
今日で何日目だね、なんて
毎日メールをくれた。
ただただ嬉しかった。
今は忙しくてそうゆうこと、
減っちゃったけど…
それでも、記念日にはふたりで
食事したりちょっとだけ高いホテルに
行ったりする。
…全部、翔ちゃんが
払ってくれてるんだけどね。
だからできるだけ、
俺は家事はするし、
翔ちゃんに尽くしてるつもり。
それがどうかなんて、
わかんないけど──…
…こんだけやってくれてるんだから、
俺も尽くさなきゃ…ってよく思う