甘く、苦く
第79章 櫻葉【glow.】
相葉side
翔ちゃんが笑ってるだけで、
俺もすごい幸せになれる。
好きな人といるだけで、とかじゃない。
翔ちゃんだから、自然に笑えるし、
俺らしくいられる。
変に気を遣わないし、
日常生活だって文句なし。
…ふふ、日常生活って、結婚したみたい。
「もっと翔ちゃんと一緒にいたかった。」
「……俺も。」
帰り際、素直に気持ちを伝えたら
目を少し逸らして耳まで真っ赤にさせながら
翔ちゃんは言ってくれた。
…そういうの、いつもはさらっと言って
俺をドキドキさせちゃうくせに、
人から言われると落ち着きなくすよね。
そんなところも、大好きだよ。
「…ね、翔ちゃん…?」
ちょっと距離を詰めて、
首を傾けたら。
少し、はにかんだ翔ちゃんが
俺にキスをくれた。
「…ふふ、しょーちゃん大好き。」
「……俺に言わせろよ。」
唇を尖らせた翔ちゃんの顔がおかしくて。
「なに笑ってんの。」なんて、
不機嫌そうな顔をされたけど、
「なんでもないよ。」だなんて言って、
翔ちゃんに抱き着いたんだ。
翔ちゃんが笑ってるだけで、
俺もすごい幸せになれる。
好きな人といるだけで、とかじゃない。
翔ちゃんだから、自然に笑えるし、
俺らしくいられる。
変に気を遣わないし、
日常生活だって文句なし。
…ふふ、日常生活って、結婚したみたい。
「もっと翔ちゃんと一緒にいたかった。」
「……俺も。」
帰り際、素直に気持ちを伝えたら
目を少し逸らして耳まで真っ赤にさせながら
翔ちゃんは言ってくれた。
…そういうの、いつもはさらっと言って
俺をドキドキさせちゃうくせに、
人から言われると落ち着きなくすよね。
そんなところも、大好きだよ。
「…ね、翔ちゃん…?」
ちょっと距離を詰めて、
首を傾けたら。
少し、はにかんだ翔ちゃんが
俺にキスをくれた。
「…ふふ、しょーちゃん大好き。」
「……俺に言わせろよ。」
唇を尖らせた翔ちゃんの顔がおかしくて。
「なに笑ってんの。」なんて、
不機嫌そうな顔をされたけど、
「なんでもないよ。」だなんて言って、
翔ちゃんに抱き着いたんだ。