無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ぎゅっ、て、して、」


翔さんの体温を感じて、
愛おしさが増す。

ぐしゃぐしゃになった
翔さんの髪の毛が頬を擽る。


「…ん、だいじょぶ…
続き、しよ…？」

「…ほんとに？」


体を離したあと、
心配そうに俺の頬を撫でる長い指。

大きな瞳が俺を捉えて、
なんだか緊張してしまう。


「うん、大丈夫」

「じゃあ、しよっか」


ベッドに体が沈む。

翔さんの唇が首筋に触れて、
変な声が出た。

それでも、もう止まることのない翔さん。

きっとこの先、
俺がどれほど嫌と言っても、
続けるんだろう。


「ぁ、ふ、」


ねっとりとした液体を纏った指が
慎重に入ってきた。


「ごめ、力抜いて…」

「む、むりぃ…」


だって、ひさしぶりなんだから。

体は元々、
受け入れるように作られていないんだ。

それでも、
俺の奥まで入ってくる翔さんの指。


「んんっ、は、」


体を反転させられて、
腰を高く突き上げるような格好。

恥ずかしすぎるけど、
正常の思考回路ではないから、
もう快楽以外、何も考えられない。