甘く、苦く
第19章 HAPPY BIRTHDAY SATOSHI ♪
大野side
やっべ、翔ちゃんを怒らせた…
「翔ちゃん?ごめんね…?」
寝室は内から鍵が閉められていて、開けることができない。
「ごーめーんーねー?」
何回も謝るけど、全然反応がない。
むぅぅぅ…
いや、俺も悪いよ?
でもさー、ねぇ?
誕生日なんだから、少しは…ね?
「翔ちゃん…開けて…?」
まさか…寝ちゃってる…とか…?
ありえるな。
泣いて疲れてそのまま、寝る。みたいな…
「翔ちゃん…」
「…ばか…」
あ、起きてた。
じゃなくて!
「ごめんね…?開けて?」
「…や…」
嫌なの?!
「ごめんって…」
「リーダーばっかり機嫌良くなってさ、
俺のことなんて、考えてないじゃんか。誕生日だからって、調子乗りすぎ。」
ズバズバと言われ、心が痛む。
いや、俺も悪いからいいんだけどさ…
「ごめん。開けて…?一緒に、飲も?」
「…ん。」
かちゃっと鍵が外れる音が聞こえた。
顔を赤くした、翔ちゃんが出てきた。
「ばか…」
「ごめんってばぁ…」
翔ちゃんを包み込むように抱き締めた。
「許さない…」
「え…?」
翔ちゃんが俺をちょっと睨んで、
「キス…しないと、許さないからね。」
だってさ。
いいよ、そんなお願い、いくらでも叶えてあげるよ。
「ごめんね…?」
俺は翔ちゃんの手をきゅっと握って
キスをした。
やっべ、翔ちゃんを怒らせた…
「翔ちゃん?ごめんね…?」
寝室は内から鍵が閉められていて、開けることができない。
「ごーめーんーねー?」
何回も謝るけど、全然反応がない。
むぅぅぅ…
いや、俺も悪いよ?
でもさー、ねぇ?
誕生日なんだから、少しは…ね?
「翔ちゃん…開けて…?」
まさか…寝ちゃってる…とか…?
ありえるな。
泣いて疲れてそのまま、寝る。みたいな…
「翔ちゃん…」
「…ばか…」
あ、起きてた。
じゃなくて!
「ごめんね…?開けて?」
「…や…」
嫌なの?!
「ごめんって…」
「リーダーばっかり機嫌良くなってさ、
俺のことなんて、考えてないじゃんか。誕生日だからって、調子乗りすぎ。」
ズバズバと言われ、心が痛む。
いや、俺も悪いからいいんだけどさ…
「ごめん。開けて…?一緒に、飲も?」
「…ん。」
かちゃっと鍵が外れる音が聞こえた。
顔を赤くした、翔ちゃんが出てきた。
「ばか…」
「ごめんってばぁ…」
翔ちゃんを包み込むように抱き締めた。
「許さない…」
「え…?」
翔ちゃんが俺をちょっと睨んで、
「キス…しないと、許さないからね。」
だってさ。
いいよ、そんなお願い、いくらでも叶えてあげるよ。
「ごめんね…?」
俺は翔ちゃんの手をきゅっと握って
キスをした。