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「リーーダーー」
「ちょ、翔ちゃ…」


ベロンベロンになってる翔ちゃん。


一番飲んでるのはそっちじゃねーかよ。



「リーダー、もう一ぽーん」
「それ…何回目？」


ふふふーって笑う翔ちゃん。


…ったく…

今日は俺の誕生日なんだからな…



「はい。」
「ありがと～」


にこっとかわいらしく笑う翔ちゃん。


もう…あとでたっぷり付き合ってもらうからね…？


「リーダー、みてみて～」
「んー？」


翔ちゃんが俺に見せたのは
相葉くんとニノの写真。


「いまごろさー、この二人、何してるんだろーねー？」


あ、たしかに。


あの二人、付き合うことになったのは分かるけど…


「むふふ、いまごろ、楽しんでるよ。」
「そーだねー、リーダー、もつ一本。」
「まだ飲むのぉ？！」



こくんっと頷く翔ちゃん。


飲みすぎじゃね？


そんなに飲んで、大丈夫なの？


あ、俺もたくさん飲んだけどさ。


さすがに、もう飲めないや…


「ね、翔ちゃん…って！
寝てるしー！」


翔ちゃんは幸せそうな顔をして眠っていた。


「もう…」


俺は翔ちゃんを寝室に連れていった。


さて…お風呂、入ってこようかな…

飲んだあとのお風呂って危ないけど、いいよね…


「あったかぁぁぁい…」

やっぱり、お風呂が一番。


俺がぽけーっとしてると、
寝室の方からがたっと音がした。