甘く、苦く
第21章 磁石【甘えてよ。】
二宮side
ほんっとに相葉さんはやだ。
俺の翔ちゃんをとらないでよ!
こんな俺、嫌になる…
翔ちゃんは誰のものでもない。
だから、好きなようにしていてほしい。
けど、収録の時のちゅーは
だめなんじゃないのかなぁ…
俺っていう存在があるんだよ?
少しは、わかってほしいんだよ。
「ニノ…」
「翔ちゃん、ごめん…」
俺を追い掛けてきた翔ちゃんに
抱き付いた。
そしたら、いつもみたいに
優しく、抱き締めてくれた。
「うぅ、ごめんね?
ほんっとうに。俺、子供だからさ、困らせると思う。」
「いい。ニノはニノだから。
どんなニノでも、好きだから。」
なんでさぁ、こんなにかっこいいこと、
かわいい顔して言うの…?
もー、好きになっちゃうでしょ?
てゆーか、もう好きだけど。
「ほら、戻ろ?」
「んー…」
翔ちゃんが差し出してくれた手を
握り、楽屋までゆっくり歩いていった。
それで、俺はみんなに謝った。
特に、相葉さんに。
蹴っちゃったから。
でも、いいよーって優しく、笑ってくれた。
やっぱり、みんなは優しい。
俺にとって、ここは、幸せな気持ちになれる
場所だから。
だから、大切にしよう。
ほんっとに相葉さんはやだ。
俺の翔ちゃんをとらないでよ!
こんな俺、嫌になる…
翔ちゃんは誰のものでもない。
だから、好きなようにしていてほしい。
けど、収録の時のちゅーは
だめなんじゃないのかなぁ…
俺っていう存在があるんだよ?
少しは、わかってほしいんだよ。
「ニノ…」
「翔ちゃん、ごめん…」
俺を追い掛けてきた翔ちゃんに
抱き付いた。
そしたら、いつもみたいに
優しく、抱き締めてくれた。
「うぅ、ごめんね?
ほんっとうに。俺、子供だからさ、困らせると思う。」
「いい。ニノはニノだから。
どんなニノでも、好きだから。」
なんでさぁ、こんなにかっこいいこと、
かわいい顔して言うの…?
もー、好きになっちゃうでしょ?
てゆーか、もう好きだけど。
「ほら、戻ろ?」
「んー…」
翔ちゃんが差し出してくれた手を
握り、楽屋までゆっくり歩いていった。
それで、俺はみんなに謝った。
特に、相葉さんに。
蹴っちゃったから。
でも、いいよーって優しく、笑ってくれた。
やっぱり、みんなは優しい。
俺にとって、ここは、幸せな気持ちになれる
場所だから。
だから、大切にしよう。