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甘く、苦く

第22章 末ズ【天使で小悪魔な君。】session 1

松本side


和がお風呂に入ってる間に、
洗い物して、洗濯畳んで、アイロンかけて…
なんてしてたら、和はお風呂から
出てきていた。


「潤くん、ありがとう。
疲れてるでしょ?お風呂、
入ってきなよ。俺がしとくよ?」
「え…でも…」
「いいの!俺がしたいの!
はやくー!俺がするからー!」


和に洗濯物をとられて
お風呂場へ向かった。

まぁ、こういう強引なところも、
かわいいから好きなんだけどね。


和、ありがとう。

お風呂場から、せっせと
洗濯物を畳む和が見えた。



お湯の温度はちょうどよかった。

しかも、和の入ったあとの
お湯っていうのが幸せで幸せで。

俺、かなりの重症だな。笑



「あ、潤くん、洗濯物、畳んだよ!
それに、アイロンもかけたし。
あ、お風呂上がりで熱いよね!
麦茶持ってく…潤くん…?」
「麦茶より、和が
ほしいな…?」


和を優しく抱き締めた。

てか、俺、今上半身裸じゃん。
あー、ただの変態だな。


「もー、潤くんったらぁ…///」
「かわいい和がいけない。」
「えー?俺のせいなのぉ?」


ぷくーっと頬を膨らませる和。

ほんと、天使。



「ね、和、しよっか?」
「えー?するの?
いいけどさぁ…もー、潤くん、
積極的だね♪んふ」



和は俺の首に手を巻き付けて、
ちゅっと音をたててキスをした。


積極的なのは、どっちだか…


そんなことを思いながら
和をゆっくりソファーに押し倒した。

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