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甘く、苦く

第22章 末ズ【天使で小悪魔な君。】session 1

松本side


「んー…潤くん…」
「なーに?」


とろん、とした瞳で
見つめてくる和。

こりゃ、堪んないわ。


「ね、キス、して…?」
「いいよ?」


和に短いキスを何度もする。

そしたら、自然と和の口から
甘い声が漏れだした。


「んぅっ…潤、く…」
「なにか?」


ほんと、その表情、堪んない。

和の虜にされる。


「もう、下、触って?
潤くんと、したいよ…」


ぶはっ!


なんだ、今の。
鼻血出そうになったわ!
ほんとーに、天使だな。


「あっ…ね、潤く、
はやく、潤くんがほしいな…」
「分かってる。
でも、ちゃんと解すね?」


ロ ーションを持ってきて、
指につけて、和のナカに挿れる。


「ひぁっ、冷た…」
「あ、ごめんね…
和、俺、もう余裕無い…」



ほんと、我慢できない…
優しくできる、自信がない…


それは、和がかわいいから。



「んんぅ…あ、ソコ、は…」
「和のイイトコロ…だろ?」


ぐいぐいと指を進めると、
和が身を捩らせて逃げようとする。


「逃げないで?」
「逃げて…ないけど… 」


和の腰を掴み、
逃がさないようにする。



「んやっ…潤、く…」
「なに?」


今度は潤んだ瞳で見つめてきた。


ほんと、和の瞳は綺麗。



「二本、じゃ、足らないから…
はや、く…潤くんの、挿れて…?」
「わかった…優しくする
自信、ないけど…」
「いいから、はやく!」


俺は自分のモノを持ち、
和のナカへゆっくり挿れた。

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