甘く、苦く
第23章 じいまご 【指先から】
松本side
ニノとばっかり話してて、
ずるい!!
通路を挟んで隣だから、
話すにも話せなくて。
ほんと、どこまで
ヤキモチをやかせるんだか。
「ニノ!みてみて!
ここの川、きれーい!」
「ほんとだー!
魚がいそうですね!」
ニノとリーダーは
仲が良いから、くっついてても
おかしくない。
けど、いくらメンバーだからって、
その距離は、近すぎないかな。
俺がニノとリーダーを
じっと見てると、相葉くんが
それに気付いたのか、
俺に話し掛けてきた。
「松潤、あのね、
昨日ニノと飲んだんだよー!」
「ふーん…で?」
俺の冷たい反応に
困っている相葉くん。
今は、人に優しくする
余裕なんて、ない。
あの距離は、いつも
俺のものだったのに。
今は、ニノのものって
いうのが、許せない。
くっつきすぎだっての。
もうちょっと、離れてよ…
「まつじゅーん、
顔、怖いよ?鏡、見てみな。」
「んー…」
相葉くんに言われた通り、
鏡を見てみると、俺は凄い顔をしていた。
「松潤、しょうがないよ…
ニノとリーダー、席隣なんだし…」
「そーだけどさー…」
それでも、やだ…
俺たちは恋人同士だから、
余計に気になって仕方がない。
ニノは、翔ちゃんと
付き合ってるのに、なんで
リーダーの隣に座ったんだろう…
俺の中で、モヤモヤした
感情がいつまでも渦巻いていた。
ニノとばっかり話してて、
ずるい!!
通路を挟んで隣だから、
話すにも話せなくて。
ほんと、どこまで
ヤキモチをやかせるんだか。
「ニノ!みてみて!
ここの川、きれーい!」
「ほんとだー!
魚がいそうですね!」
ニノとリーダーは
仲が良いから、くっついてても
おかしくない。
けど、いくらメンバーだからって、
その距離は、近すぎないかな。
俺がニノとリーダーを
じっと見てると、相葉くんが
それに気付いたのか、
俺に話し掛けてきた。
「松潤、あのね、
昨日ニノと飲んだんだよー!」
「ふーん…で?」
俺の冷たい反応に
困っている相葉くん。
今は、人に優しくする
余裕なんて、ない。
あの距離は、いつも
俺のものだったのに。
今は、ニノのものって
いうのが、許せない。
くっつきすぎだっての。
もうちょっと、離れてよ…
「まつじゅーん、
顔、怖いよ?鏡、見てみな。」
「んー…」
相葉くんに言われた通り、
鏡を見てみると、俺は凄い顔をしていた。
「松潤、しょうがないよ…
ニノとリーダー、席隣なんだし…」
「そーだけどさー…」
それでも、やだ…
俺たちは恋人同士だから、
余計に気になって仕方がない。
ニノは、翔ちゃんと
付き合ってるのに、なんで
リーダーの隣に座ったんだろう…
俺の中で、モヤモヤした
感情がいつまでも渦巻いていた。