甘く、苦く
第23章 じいまご 【指先から】
大野side
ヤキモチをやくのは
こっちだっての。
いつも、翔くん、翔くん、
って、兄貴みたいに慕ってるじゃん。
だから、いつもヤキモチやいてる。
なのに、潤は自分がかわいいって
ことも知らずに、笑顔を振り撒いている。
やんなっちゃうよ。
ほんと、その笑顔を見せるのは、
俺だけにしてほしいんだ。
「はーい、じゃ撮影始めまーす。」
「「「「「はーい!」」」」」
やっぱり空気が美味しいな…
都会とは違う新鮮な空気。
「櫻井さんと松本さん、
もうちょっと寄ってくださーい。」
「え?じゃ、翔くん、いい?」
「うん。いいよ?」
ぎゅっ…
この効果音で分かるであろう。
潤は翔ちゃんを抱き締めた。
ニノと俺は顔を見合わせて
固まった。
え、いやいや、それは
なんでもやりすぎなんじゃないかな?
潤、ほんっとに…
「ね、リーダー、
どこ見てんの?」
相葉くんが目の前にいて、
すごい笑顔で俺に話し掛けた。
「え、いや、なんでもない…」
「なんでもないって顔、
してないでしょ?なんか、あった?」
ほんと、こんなときだけ
なんで鋭いんだよ。
俺はふぅっとため息をついて、
相葉くんの方を見た。
「潤のことでさ…
はぁぁぁぁ…」
「そ、そんなに?!
俺でよかったら、夜、話聞こうか?」
優しいなぁ…
でも、潤ともしっかり話がしたい。
「相葉くん、ありがと。
でも、いいや。潤と話す。」
「ん、わかった!
じゃ、頑張ってねー!」
相葉くんは、俺にひらひらっと
手を振った。
潤、夜は覚悟しろよ?
ヤキモチをやくのは
こっちだっての。
いつも、翔くん、翔くん、
って、兄貴みたいに慕ってるじゃん。
だから、いつもヤキモチやいてる。
なのに、潤は自分がかわいいって
ことも知らずに、笑顔を振り撒いている。
やんなっちゃうよ。
ほんと、その笑顔を見せるのは、
俺だけにしてほしいんだ。
「はーい、じゃ撮影始めまーす。」
「「「「「はーい!」」」」」
やっぱり空気が美味しいな…
都会とは違う新鮮な空気。
「櫻井さんと松本さん、
もうちょっと寄ってくださーい。」
「え?じゃ、翔くん、いい?」
「うん。いいよ?」
ぎゅっ…
この効果音で分かるであろう。
潤は翔ちゃんを抱き締めた。
ニノと俺は顔を見合わせて
固まった。
え、いやいや、それは
なんでもやりすぎなんじゃないかな?
潤、ほんっとに…
「ね、リーダー、
どこ見てんの?」
相葉くんが目の前にいて、
すごい笑顔で俺に話し掛けた。
「え、いや、なんでもない…」
「なんでもないって顔、
してないでしょ?なんか、あった?」
ほんと、こんなときだけ
なんで鋭いんだよ。
俺はふぅっとため息をついて、
相葉くんの方を見た。
「潤のことでさ…
はぁぁぁぁ…」
「そ、そんなに?!
俺でよかったら、夜、話聞こうか?」
優しいなぁ…
でも、潤ともしっかり話がしたい。
「相葉くん、ありがと。
でも、いいや。潤と話す。」
「ん、わかった!
じゃ、頑張ってねー!」
相葉くんは、俺にひらひらっと
手を振った。
潤、夜は覚悟しろよ?