甘く、苦く
第23章 じいまご 【指先から】
松本side
「潤、今ちょっといい…?」
浴衣姿のリーダーが、
ドアからちらっと顔を出す。
浴衣の袖から覗く
腕が見えて、かっこいいなって
思ったら。
「う、うん?
いいよ…?」
「よかった…じゃ、いこ?」
リーダーが、手を差し出した。
だから、俺はその手を握った。
あったかくて、落ち着けた。
さっきまで、嫉妬で狂いそうに
なっていたことは、忘れた。
リーダーの顔を見ると、
嬉しくなるんだ。
「ね、リーダー、
どこ、いくの…?」
「ふふ、秘密…」
人差し指を唇に当てる
姿が、なんか色っぽい。
リーダーは外に出た。
「え?!こんなとこ、
出ていいの?!戻ろうよー」
「待って?ちょっと、目、瞑って?」
リーダーに言われた通り、
目を瞑った。
そしたら、ひょいっと持ち上げられた。
「り、リーダー?!
ちょ、怖い!おろしてよー!」
「ふふ、我慢…ね?」
あんな細い体でよく俺を
持ち上げられたな…
「あっ、このへんだ!
潤、目、開けて?」
言われた通り、目を開けると、
そこには、手の届く距離に
あるんじゃないかってくらい、
星空が近くに広がっていた。
「わぁぁぁ…綺麗!
よく、こんなところ見つけられたね!」
「ふふ、でしょ?
スタッフさんに聞いたんだよ。」
隣で笑っているリーダーの
横顔がとっても綺麗で。
思わず、キスしてた。
「潤、今ちょっといい…?」
浴衣姿のリーダーが、
ドアからちらっと顔を出す。
浴衣の袖から覗く
腕が見えて、かっこいいなって
思ったら。
「う、うん?
いいよ…?」
「よかった…じゃ、いこ?」
リーダーが、手を差し出した。
だから、俺はその手を握った。
あったかくて、落ち着けた。
さっきまで、嫉妬で狂いそうに
なっていたことは、忘れた。
リーダーの顔を見ると、
嬉しくなるんだ。
「ね、リーダー、
どこ、いくの…?」
「ふふ、秘密…」
人差し指を唇に当てる
姿が、なんか色っぽい。
リーダーは外に出た。
「え?!こんなとこ、
出ていいの?!戻ろうよー」
「待って?ちょっと、目、瞑って?」
リーダーに言われた通り、
目を瞑った。
そしたら、ひょいっと持ち上げられた。
「り、リーダー?!
ちょ、怖い!おろしてよー!」
「ふふ、我慢…ね?」
あんな細い体でよく俺を
持ち上げられたな…
「あっ、このへんだ!
潤、目、開けて?」
言われた通り、目を開けると、
そこには、手の届く距離に
あるんじゃないかってくらい、
星空が近くに広がっていた。
「わぁぁぁ…綺麗!
よく、こんなところ見つけられたね!」
「ふふ、でしょ?
スタッフさんに聞いたんだよ。」
隣で笑っているリーダーの
横顔がとっても綺麗で。
思わず、キスしてた。