無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

大野side


いいムードになって、
俺からキスする予定だったのに
潤がしてきた。

はー、コイツはほんとにー…


俺が潤に抱き付くと、
潤は優しく、抱き締めてくれた。



「潤…」
「はい？」


俺は潤の首筋を
ぺろっと舐め上げた 。

そしたら、潤がびくっと
跳ねた。

ふふ、かわいい。


「ね、潤…しよ…？」
「あっ、んんぅ…」


潤の舌と俺の舌を絡ませて、
深い、甘い、キスをする。


「ね、旅館に、戻ろっか？」
「あ、やだぁ…今、したい…」


野外プレイ？
積 極的なこと。



「いいよ？
潤が、望むなら、なんでも
してあげるよ？」
「あっ、んん…
嬉しい……」


潤が、にこって笑う。

その顔がかわいくて、
綺麗で、草原の上に押し倒した。



「腰、痛くない…？」
「ん、大丈夫…」


無理は、させたくない。

痛いこともしたくない。


「てか、ローションなしで
ゴムなしって、初めてじゃね？」


潤がけらけら笑う。

た、たしかに…

入念に解さないと、痛いよね？



俺は、笑ってる潤の
浴衣に手をかけ、
しゅるっと帯をほどいた。